
海洋構造物建設
海底に基礎を築き、波高計やブイ等の施設設置、海底油田、プラットフォーム等、海洋施設の維持メンテナンスを行います。また、海底に杭を打ち、浮き桟橋等の設置および補修も行います。

海洋土木工事
築港工事を主体とし、水中型枠を構築後、水中コンクリートを打設し護岸等を建設します。その他、削波ブロックを設置して海岸の保全に努めます。

護岸工事
河川等の堤防補強工事、改修工事を行います。

海底ケーブル・パイプライン布設
海底ケーブルやパイプライン等の布設ルートの事前調査を行います。布設作業では、ケーブルのルート確認、メンテナンスも行います。

鋼構造物水中溶接断
船舶および鋼材を主とした様々な構造物の水中部分を、潜水士が溶接・切断等の作業を行います。

鋼材腐食調査
劣化損傷が激しい各種構造物の水中部分に対して定期的に厚み測定等の調査を行います。防食装置等の取り付けられていない岸壁や桟橋は、鋼材の腐食スピードが早く、放置すると倒壊の恐れがあります。未然に防止するには超音波肉厚測定器により、鋼材の肉厚の調査をします。

鋼材防蝕工事
劣化損傷部分を潜水作業により補修、防蝕工事を行います。護岸および桟橋の海水による飛沫帯や水中部鋼材の錆の発生を防ぐため、アルミ合金犠牲陽極を取り付けます。飛沫帯にはエポキシパテを塗布し、鋼材の錆の発生を防ぎます。

防舷材取付工事
桟橋、岸壁等の防舷材の取付および補修を行います。

浚渫(しゅんせつ)工事
コンビナートや発電所等の取水口および水中構造物が、土砂やヘドロ等により埋没するのを防ぐため定期的に撤去作業を行います。

潜水作業全般
潜水士による綿密な工事施工の事前調査、水質調査、生物調査を行います。また、船舶や施設の損傷状況等の調査、ROV(遠隔操作無人探査機)を使用した撮影も行います。